今回のテーマは私の現在の投資スタイルである
- 夫婦共働き
- 節約
- 投資
の3点についてお話していこうと思います。
私は社会人になってから資産形成に興味をもって、少しずつ勉強しながら、投資を行ってきました。
最初は、投資信託を100円から買うことを始めました。
買い始めたときは、100円ですら、その価格変動におっかなびっくりだった私です。
(今ではいい思い出(笑)。)
時間が経過するにつれて、株価指数の上昇とともに、私の資産も増えていきました。
そこで、大きなターニングポイントを迎えることになります。
結婚です。
結婚して、相手に恵まれれば、資産形成のスピードは格段に速まります。
今回はその辺のお話を私の体験を通じて書いていきます。
夫婦共働き(ダブルインカム)で資産形成の基盤を固める

- 共働きでダブルインカムを実現(資産形成の基盤固め)
- 同じ金額を稼ぐなら、1人で稼ぐより2人で稼ぐほうが税金は安くなる
資産形成の基盤はキャピタルゲイン??
2020年3月にコロナ禍で株式市場が暴落。そこから、2020年11月11日時点で株式市場は活気を取り戻しています。
そんな中、GAFAを中心とするグロース株で一気に資産を拡大させた方もいるでしょう。
GAFAやナスダック指数などのハイテク銘柄と言わず、コロナショックで市場が暴落しているときに、 S&P 500やダウ指数などを買っている人も、かなりの利益が乗ってきているはずです。
このような市場環境だと資産形成の基盤は、株だと勘違いしてしまう人も多いかと思いますが、私は、多くの人にとっては、やはり資産形成の基盤になるのは、株式譲渡からのキャピタルゲインではなく、給与や事業からの安定したインカムゲインであると考えています。
独身時代から投資は行っていましたが、結婚し、ダブルインカムになってから、一気に投資スピードは拡大しました。
ダブルインカムで資産形成のスピードを飛躍的に高める
仮に結婚する相手の収入を自分と同じだとすると、単純に収入は2倍になります。
結婚してコストが2倍になるかというと、だいたいは1人暮らしのときより出費は抑えらえるでしょう(初期費用等はかさむかもしれませんが)。
パートナーが資産形成に興味を持ち協力的な人であれば、資産形成のスピードは一気に高まります。
世帯単位で見た収入が増加し、投資に回せる金額もかなり増えると思います。
投資で資産形成の基盤を作るのは言うは易し、行うは難しです(投資に真剣に取り組んでいる人ならわかるはずです)。
結婚して、シンプルに収入が増えるのは、資産形成にとってはかなりのプラスになります。
私の場合は、結婚してから、投資額はざっくりですが2倍以上になりました。
投資に回せる金額も増えて、余裕をもって資産形成や資産運用ができるようになりました。
同じ金額を稼ぐなら、1人で稼ぐより、2人で稼いだほうが、税金はお得になる
税金の計算は個別事情に左右されるところもあるので一概には何とも言えませんが、一般的には、同じ金額を稼ぐなら1人で稼ぐより2人で稼ぐほうが、税金は安くなります。
日本の所得税は累進課税制度を採用しているため、所得が多くなればなるほど、それに従って税率も上がっていくからです。
そのため、同じ金額を稼ぐなら、1人で稼ぐより、2人で稼いだほうが、税金は安くなるのが通常です。
1人で2,000万円かせぐより、2人で500万円ずつのほうがいいということです。
資産運用は「収入-支出=余剰」になるので、支出面である税金等の費用はなるべく抑えたほうが、資産形成のスピードが高くなるのは言うまでもないことです。
この点においても、夫婦2人で資産形成することの大きなメリットになります。
無駄な出費を抑えることで資産形成のスピードを高める

- 収入を増やすのも大事だけど、それと同じくらい無駄な支出を抑えることも大事
- 過度な節約は、人生のQOLを下げるので、ほどほどにする
お金持ちに共通するマインドとは?
お金持ち全員がそうとは限りませんが、私のお金持ちのイメージはこうです。
- 「足るを知る」マインドを持っている
もう少し私なりの言葉に置き換えると、「人間の貪欲さを心の底から理解している人」、ということになるのでしょうか。
人間の欲望が常に満たされることはない
人間の欲望には限界がありません。
新しいものを買っても、また新しいものが発売されると、そのものを欲しくなります。
お目当てのブランドバックを買っても、また別のブランドもののバッグが欲しくなります。
何が言いたいかというと、人間の欲望(金銭欲、物欲、名声欲etc.)には限界がなく、満たされることはない、ということです。
だから、お金持ちの人は、自分の心の中にある種のブレーキを持っています。
「まぁ、これくらいで満足するのが丁度いいよね」
ここで踏みとどまれる人は、お金持ちになる資質があると思います。
程度は個人差がありますが、ある程度のレベルで、満足させられるマインドを持ち合わせているかどうか。ここが重要になってくると思います。
過度な節約は考え物 QOLを考えることも大事
私は過度の節約を勧めているわけではありません。
節約をしすぎて、QOL(Quality of Life)、すなわち、生活の質を下げてしまうことになってしまっては本末転倒だからです。
何事もバランスが大事です。
たしかに支出を抑えれば抑えるほど、その分投資に回せる金額は増えますが、その代償も併せて俯瞰的に考えられることも、投資家にとって大事な視点だと思います。
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」。
→何事でもやりすぎることはやり足りないことと同じようによくない。
そういえば、そんな言葉が『論語・先進』にありましたね。
余剰は投資、投資から生まれたお金は再投資

- 家計管理で生じた余剰は投資へ回す
- 配当金や利息はなるべく再投資に回す
余ったお金は「投資」へ回す
収入を増やし、支出を抑え、その結果、余ったお金が出たら、その分を投資へ回します。
この投資の部分が、ブログやSNSなどでさかんに言われている、いわゆる「投資・資産運用(資産形成)」かと思います。
順番としては、余ったお金をまずは、安全資産としての貯蓄として取っておきます(いわゆる生活防衛資金といわれるやつです。)。
そして、生活防衛資金や安定的な家計管理ができるようになったら、その余剰を本格的にリスク資産へと投資していきます。

夫婦で投資をしていれば、それぞれの節税制度を使えるので、枠が一気に2倍になります。
NISA、iDeCo、その他の税控除枠等がその例です。
また、子供が生まれれば、ジュニアNISAなどの節税制度を活用することが可能です(年間80万円)。
配当金や利息はできるだけ再投資する
ある程度の資産がたまってくると(資産のことをストックといいます)、その資産から発生する収入が発生してきます。
株やETFであれば配当金、債券や預金であれば利息などです。
発生した配当金や利息(インカムゲインといいます)はそのまま使ってしまっても良いのですが、やはり資産形成を第一に考えるのであれば、再投資するのがオススメです。
再投資をすることでインカムゲインが元本に組み入れられて、時間をかけて複利ベースで資産が成長していく可能性があるからです。
夫婦で資産形成を行い、資産形成のスピードを高める

- ダブルインカムで資産形成の基盤を一気に作る
- 2人で稼いで税金を安く済ませる
- 各々の節税制度をフル活用する
- 一緒に資産形成をすることでお互いを高めあう
夫婦で資産形成をすることには多くのメリットがあります。
収入が増えますし、それぞれの節税制度の枠が増えます。
一緒に資産形成をすることでお互いに高めあうこともできます。
投資方針でケンカするようなことがあっては、元も子もないですが(笑)。
投資をすれば、経済や金融の世界の勉強にもなりますし、自然と政治や経済について興味を持つようになってくると思います。
TVやネットの政治や経済のニュースを見て、今後の世界経済や日本経済の行方について、夫婦間でちょっとした雑談をするのも楽しいですよ。